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あなたのPC、うるさくないですか?(その2)

前回は、騒音源とその原因や音の特徴について書きましたが、 今回はこれらを解消し静かなPCにするための対策をお送りしたいと思います。

1.CPUクーラーは大型化がトレンド

CPUの冷却には、まずファンがつきものだ。高性能なCPUであれば、それだけ強力な冷却が必要となる。 リテールCPUに付属するファンは、たとえばAMDで最大3,000rpm超と、高速で回転する。 先日発売されたCore 2 Quad QX9650では12cmの発光ファンを搭載し、 Quiet Modeに設定しても35dBと、それなりの音量となる。

そこでおすすめしたいのが、CPUファンメーカーの大型製品だ。 現在の交換用CPUクーラーは、ヒートシンクフィンの枚数増加やヒートシンク自体の大型化で 熱伝導効率を向上させるアプローチを採っている。 また、12cmファンなど、大口径ファンを搭載し、ゆっくり回転させることで、 高速で回転する小型ファンと同等の風量を確保し、静音化につなげている。

私の場合、CPUに「Core 2 Duo T7200」を使用している。このCPUは34Wと消費電力が 低いためCPUクーラーのファンを取り外しファンレスで使用している。 CPUクーラーは、サイズの「忍者プラス・RevB」と言う大型のクーラーを使用しているため ファンレスが可能である。

2.ビデオカードでファンレスという選択

ビデオカードは性能が高ければ高いほど、3Dゲームなどで威力を発揮する。 だがCPU同様、高性能GPUはそれに比例する熱を発するため、強力な冷却機構が必要となる。 たとえばNVIDIAのフラッグシップGPU「GeForce 8800 GTX」では基板全体を覆うほどの 大型ファン+ヒートシンクが取り付けられている。

ハイエンド系GPUの静音化は難しいとしても、ミドルレンジやメインストリームのGPUであれば、 ファンレスのビデオカードがいくつか用意されている。トップクラスの3D性能までは必要ない、 ということであればそういった製品を導入することで、静音化しつつ高性能を見込める。

私は、ミドルクラスのファンレスビデオカードである、GIGABYTEのGV-RX16P256DE-RHを使用している。 性能はまあまあで Vista の aero でも問題ない。 現在であれば、玄人志向の「RH2600PRO-E512HW/HS」、「同E256HW/HS」や XFX製「8600GT Fatal1ty プロフェショナルシリーズ」がある。

3.電源を取り替えよう

電源ユニットは、自身の冷却とともに、ケース全体の排熱をになっている 曖昧で大変うるさい大事な装置です。 しかし、最近では無音を唱う電源が数多く販売されているので、電源ごと取り替えることにしました。 消費電力が少ないならアダプタータイプも検討できます。

4.意外とうるさいケースファン

ケースファンは主にケースの前面、背面、側面に取り付けられているが、ケースに最初から付属しているファンは、静音性を考慮しない製品が多い。 ケースファンは手軽に交換でき、また劇的に静音効果を得やすいパーツでもあるので押さえておきたい部分だ。 私のケースには8cmのケースファンが付いていたがとてもうるさいので、 12cmの低速のものと交換した。それにより耳で聞いてわかるほど騒音が低減した。

5.HDDの音もバカにならない

HDDの場合、ディスクの回転する「キーン」といった特有の音や、ディスク回転による ケースの振動音で悩まされる方もいることだろう。 この場合は、グロウアップ・ジャパンの「SMART DRIVE」をお勧めする。 これは5インチベイに取り付けるHDDケースで、ケース内部に吸音材を装着し、 ケース内部に収めたHDDの音を吸収する。

現在のモデルでは付属ケーブルでシリアル/パラレルATA両対応となったので、 HDDの音が気になる方は試してみるのもありだろう。実売価格は6,980円前後だ。 これによりHDDの音もほとんど聞こえなくなった。効果は絶大だ。

6.まとめ

これらのことを行いほとんど無音になったが、まじめに考えるとすべての部品に手を付けることになり マシンをすべて作り直すことになってしまいかねない。なので自分で音を聞き うるさい順に対策を行えばよいかと思う。私の場合も足かけ2年でやっと一通りの対策が できた所です。

関連リンク

CPUクーラー/忍者プラス・RevB

ビデオカード/玄人志向「RH2600PRO-E512HW/HS」

HDDケース/グロウアップ・ジャパン「SMART DRIVE」