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インスタント・メッセンジャー戦争勃発

日本ではいまいち普及していないものの、米国などでは電話と並ぶような重 要な技術と目されるようになっているインスタント・メッセンジャー(以下IM)。 しかしご存知のように、現在のIMはAOLやMSなどのベンダーごとに仕様が異なっていて、 また、その仕様を公開したがらない企業もあったりして、重要なインフラでありながら、 なかなか標準化は大変なようです。

どう言うことかと言うと、現在、ICQやMSN Messenger は独自のプロトコルを 使用しているため、ICQとMSN Messenger間でメッセージのやり取りが できない状態です。

その結果、私のPCの中にはICQだけでなく、MSN Messenger、AIMなど、 いろいろなIMが入っているんですが、互換性がないために不便きわまりないのです。 では、不便だからユーザーの多いMSN Messengerを使おうとか、 一番高機能と言えるだろうICQだけを使うかと言えば、ほかのIMを使っ ている人もたくさん居るので、実際上そういうわけにも行かない。

そんなこんなで結局、たくさんのIMをインストールして常駐させなければ ならないと言う状況です。 だったらIMの規格をオープンにして、SMTPとかHTTPのように誰でも仕様を読めて、 実装できるようにしてくれたらみんなが嬉しいと思いますよね。

このような乱立した状況にある変化が起きようとしています。 「Windows XP」には、MSN Messengerを大幅に改善した「Windows Messenger」が 統合されるらしいのだ。 IMがOSと密接に統合されるのは、今回のWindows Messengerのバンドルが初めて。 IEをWindows 95に統合したときのように、こういった製品の連係により、 Microsoftは人気の高いAOLのIMサービスよりも優位に立てるかもしれない。

以前、マイクロソフトは、IEとOSのバンドルによりNetscape Communicationsとの戦いに勝利するが、 同時に米司法省に独禁法で告発される契機にもなった。

今後、どうなるかは分からないが、数あるIMも徐々に自然淘汰され 2つくらいに絞られて行くだろう。

参考までに、IMのユーザー数は2000年7月の219万2000人から,2001年4月には102万5000人増の321万7000人に成長。 サービスのシェアは,「MSNメッセンジャー」が188万9000人で59.0%を占めてトップ。 次いで「ICQ」が79万7000人で25.0%,「ヤフー!メッセンジャー」が62万4000人で19.0%, 「AOLインスタントメッセンジャー」が21.7万人で6.8%だった。 MSNメッセンジャーは2000年7月時点では75.7万人(シェア35%)だったが, 同8月にICQと順位が入れ替わり,急速にユーザー数を伸ばした。 他サービスは昨年7月からほぼ横ばいだという。



関連リンク

MSN・メッセンジャー

ICQ道場

ヤフー・メッセンジャー