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 合成音のすすめ  

この文章はSC88やGSなど、より専用のデータを作る場合にのみ有効です。 GMのような汎用的なデータを作る場合には当てはまりませんので、あらかじめ ご了承下さい。

尚、サンプルデータとしてMIDIの部屋にある Can't Stop Fallin' in Love (cantstop.mid) のSC88版を使って説明しています。




私の作ったデータのほとんどに合成音が使われています。 合成音とはその言葉の通り音を合成することです。その方法にも いろいろありますが、そのほとんどは以下のパターンになります。



            (1) 同じ音色をオクターブで重ねる。
            (2) 違う音色を重ねる。
            (3) 同じ音色、同じ高さの音を左右に振り更にピッチを微妙にずらす。


    (1) 同じ音色をオクターブで重ねる。

        この方法はどのような場合に使うと良いのでしょうか?私の場合は
        ストリングス系の音や音に厚みを付けたい時に使います。
        この曲の中ではイントロの部分の 7CH (PIANO) で使われています。
        (この音には更にストリングスとなぜかトライアングルも重なっています。
        まさに3段重ねべんとう、と言った所でしょうか。^^;)
              ・・・・・・・・
サンプルデータ (sample01.mid)


    (2) 違う音色を重ねる。

        是非、みなさんにお試し頂きたいのが、こちらの方法です。MIDIが出来て
      間もない頃、2台のシンセをつないで音を作るのが、はやった事がありました。
      今では当たり前すぎて誰も口にしませんが、DTM の世界ではあまり
      ポピュラーではないような気がします。と、言うのも GM のコンセプトは
      音色に番号を決めて汎用性を持たせる事が重要視されていましたので、
      合成して音を作るなど御法度だったのでしょう。
      しかし良い音を作るためには避けて通れませんので音源依存のデータを
      作る場合であればこの方法を使っても良いのではないでしょうか?
     (これは私の個人的な意見ですが・・・)

        さて前置きが長くなりましたが、違う音を重ねると言いましても
      どのような音を重ねれば良いのでしょうか?  これには
      決まりなどありません。自分の思った音を使っていろいろ
      組み合わせてみましょう。余裕があれば2つに限らず3つ4つと
      重ねちゃいましょう。ただでさえたくさんの音が内臓されていますし
      更に カットオフ や レゾナンス、エンベロープを考えますと
      そのバリエーションはまさに無限の可能性を秘めています。


      一応参考のためにこの曲で使用している合成音をあげてみます。
      (1から始まる音色表を見るときはNO.に1を加えてください。)

   ☆  DRUMS


     バスドラ   TR808 SET (10CH) の B1
              + NO.118 SYNTH DRUM (3CH)  CUTOFF などをいじっている

     スネア1   STANDARD SET (2CH) の D2
              + NO.126-6 APPLAUSE 2 (4CH) CUTOFF などをいじっている

     スネア2   TR808 SET (10CH) の E1
              + TR808 SET (10CH) の E2


  ☆  曲の随所に出てくるキーンと言う感じの音


        このような音は他の曲でもよく使われています。これらのデータを
      作成する際、決して NO.88 FANTASIA や NO.100 BRIGHTNESS で
      済ませないようにして下さい。(音のキャラクターも違いますし
      サウンド全体が濁る傾向にあるので)


           NO.104 シタール (8CH)  CUTOFF などをいじっている
         + NO.  0 ピアノ   (9CH)  CUTOFF などをいじっている

      もし音数に余裕があればオクターブ重ねもすると良いでしょう。

サンプルデータ (sample02.mid)


   ☆ この曲では使われていませんがよく使う例をあげてみます。


        ピアノ         + ストリングス (よくあるパターン。I Believe でも使用)
サンプルデータ (sample03.mid)


    コーラス       + ソフトなブラス(バッキング向け)

    クリーンギター + スラップベース(ギターのカッティング向け)

        ハープシコード + ピアノ (ハープシコードだけでは音が薄いので)



   ☆ 最後に

        音を作るのがめんどくさいと、言う方は気に入った音を見つけたら
      どんどんパクりましょう。この曲からもどうぞ・・・
      私も始めの内は結構パクってましたし、今でも過去の自分のデータから
      パクってます。



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